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鉄門だより |
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鉄門だよりは、東京大学医学部の同窓会「鉄門倶楽部」の機関紙として1949年に創刊され、以来、学生による編集という伝統が引き継がれ、現在に至っています。
大学4年まで、ボートを漕ぐことと日米学生会議の活動に明け暮れて、大学に行くことのほとんどなかった私に、編集長をやってくれないかという声がかかったのは、1996年初めのことでした。最初は気楽な気持ちで始めたものの、次第にのめりこんでいき、結局、大学5年の1年間は、ほとんど鉄門だよりの取材、執筆、編集に明け暮れることになってしまいました。医学の教科書を開く暇はなく、この頃に得た医学の知識はほとんどありませんが、鉄門だよりの活動で出会った人々、読み漁った書物というのは、今も貴重な財産となって生き続けています。HBMの原点もここにあるのだと思っています。
ここでは、当時、私がもっとも力を入れていた企画「21世紀の『医』を考える」の文章を中心にご紹介します。 |
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