鉄門だより
 鉄門だよりは、東京大学医学部の同窓会「鉄門倶楽部」の機関紙として1949年に創刊され、以来、学生による編集という伝統が引き継がれ、現在に至っています。
 大学4年まで、ボートを漕ぐことと日米学生会議の活動に明け暮れて、大学に行くことのほとんどなかった私に、編集長をやってくれないかという声がかかったのは、1996年初めのことでした。最初は気楽な気持ちで始めたものの、次第にのめりこんでいき、結局、大学5年の1年間は、ほとんど鉄門だよりの取材、執筆、編集に明け暮れることになってしまいました。医学の教科書を開く暇はなく、この頃に得た医学の知識はほとんどありませんが、鉄門だよりの活動で出会った人々、読み漁った書物というのは、今も貴重な財産となって生き続けています。HBMの原点もここにあるのだと思っています。
 ここでは、当時、私がもっとも力を入れていた企画「21世紀の『医』を考える」の文章を中心にご紹介します。
鉄門だより(514)1996年7・8月号
21世紀の「医」を考える 第1回「学問の枠をこえて」

序論(高野利実)
多田富雄氏インタビュー「個別性への回帰」
村上陽一郎氏インタビュー「高齢化」
森岡正博氏インタビュー「人間概念の拡散」「治療モデルの崩壊」
鉄門だより(514)1996年1月号−2月号
21世紀の「医」を考える 第2回「『医』と『人間・文化』」
序論(高野利実)
河合隼雄氏インタビュー
森毅氏インタビュー
中川米造氏インタビュー
中井久夫氏インタビュー
鉄門だより(520)1997年2月号
エッセー「科学と人間」(高野利実)
鉄門だより(5521)1997年3月号
21世紀の「医」を考える 第3回「『医』と『死』」
序論(高野利実)
河野博臣氏インタビュー
阿部薫氏インタビュー
柏木哲夫氏インタビュー
竹中文良氏インタビュー