HBMとは?
 
 

HBMとは、Human-Based Medicineの略で、私(高野)の造語です。日本語にすると、「人間に基づく医療」「人間性に基づく医療」ということになります。最近は、「人間の人間に拠る人間のための医療」と紹介しています。

 

現在の医療の原則として日本にも浸透してきた概念として、EBM (Evidence-Based Medicine: エビデンスに基づく医療)があります。

 

             →EBMについて詳しくお知りになりたい方はこちら

 

お気づきの通り、HBMは、EBMを真似て造った言葉です。

 

            →HBMの生まれたきっかけ(EBM、NBMとの関係)

「人間の人間に拠る人間のための医療」とは、医療の理念、根拠、目標が「人間」にある医療です。

 

<医療の理念>

「人間の医療」とは、医療の主体が人間だということです。

 

<医療の根拠>
「人間に拠る医療」とは、医療の根拠として、人間性、人間関係、人間としての語り合い、人間における臨床試験の結果(エビデンス)が重要だということです。

 

<医療の目標>
「人間のための医療」とは、医療の目指すものが人間の幸福だということです。

 

HBMを実践するための7つのステップを示します。

(1)医学の限界を知る
(2)生老病死ときちんと向き合う
(3)医療は自分のものであるという自覚を持つ(医療に主体的に関わる)
(4)治療目標をしっかり持ち、共有する
(5)最低限のエビデンスを共有する(エビデンスは共通言語)
(6)人間として語り合う
(7)人間の幸福を目指す

 

■HBMについて、講演したことがありますので、そのときのスライドをお示しします。

医療ってだれのもの? 〜HBM〜

■シンポジウムで配布した資料です。

「EBMからHBMへ、新しい医療の提案」

■HBMの詳細については、「HBM宣言」と題する論文にまとめてあります。

「HBM宣言」
  この中で、HBMについては、主に、以下の3つの章に詳しく書いてあります。

  1. HBM宣言

  7. 「最大多数の最大幸福」(EBM)から

               「一人一人の人間のその人なりの幸福」(HBM)へ

  8. HBMの実際