虎の門病院臨床腫瘍科 後期研修医(レジデント)募集

●臨床腫瘍科レジデントプログラムの内容

<概要>

初期研修を修了した卒後3年目以降の医師を対象とする34年間のプログラム

ESMO/ASCOの「メディカルオンコロジーにおけるグローバル・コアカリキュラム」、および、日本臨床腫瘍学会「がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム」に基づいた研修内容

腫瘍内科での研修が中心であるが、他科や他施設へのローテーションも可能

プログラム修了後に日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医の取得を目指す


<研修内容>

入院症例の受け持ちとなり、日常診療を担当

診察・診断技術、内科一般手技の習得

がん医療全般に関する基礎知識の習得

EBM、生物統計の基礎知識の習得、EBMの実践(情報収集、批判的吟味)

エビデンスに基づく治療方針の検討、本人・家族との話し合い、意思決定

化学療法の実践、安全対策、副作用対策、効果判定

カンファでの症例プレゼンテーションおよびディスカッション

外来診療、外来化学療法室診療にも参加

臨床研究にも主体的に参加(企画立案、プロトコール作成、実施)

学会・研究会への参加、発表、論文執筆

 

がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム>

欧州臨床腫瘍学会(European Soceity for Medical OncologyESMO)と米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical OncologyASCO)という、臨床腫瘍学を代表する2つの学会が、メディカルオンコロジスト(腫瘍内科医)としての専門資格を得るための臨床研修のあり方を定め、「メディカルオンコロジーにおけるグローバル・コアカリキュラム」(Global Core Curriculum in Medical Oncology)として公表しています。

日本臨床腫瘍学会では、ESMO/ASCO グローバル・コアカリキュラムに準拠して、「がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム」をまとめており、その作業には、当院臨床腫瘍科の岸一馬、高野利実も携わっています。

当院臨床腫瘍科のレジデントプログラムは、基本的に、ESMO/ASCO「メディカルオンコロジーにおけるグローバル・コアカリキュラム」と日本臨床腫瘍学会「がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム」に基づいています。米国、欧州、日本で採用されている、いわば「世界共通の腫瘍内科研修プログラム」であり、このレジデントプログラムにより、メディカルオンコロジスト(腫瘍内科医)として世界に通用する知識と技能を身につけることを想定しています。

ESMO/ASCO Task Force on Global Curriculum in Medical Oncology:Recommendations for a Global Core Curriculum in Medical Oncology.
J Clin Oncol 22: 4616-4625, 2004.
Ann Oncol 15: 1603-1612, 2005.

がん薬物療法専門医のための研修カリキュラム
【PDF形式(283K)】

 

<週間スケジュール>(例)

 

午前

()症例検討会

外来診療

外来診療

病棟診療

病棟診療

午後

病棟診療

病棟診療

病棟診療

緩和ケアC
()症例検討会
()部長回診

病棟診療

()リサーチC

()抄読会

乳癌C

泌尿器癌C
胃癌・食道癌C

大腸癌C

():臨床腫瘍科、C:カンファランス

虎の門病院臨床腫瘍科(腫瘍内科)では、乳がん、消化器がん(大腸がん、胃がん、食道がん、肝臓がん、胆道がん、膵臓がん)、肺がん、泌尿器がん(腎臓がん、膀胱がん、前立腺がん)、婦人科がん(卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がん)、胚細胞腫瘍、肉腫、原発不明がんなど、悪性腫瘍(がん)全般の診療を行っています。

乳がんなら乳腺内分泌外科、消化器がんなら消化器外科や消化器内科、肺がんなら呼吸器センター内科・外科、泌尿器がんなら泌尿器科、というように、関連する診療科と密接に連携しながら、主に薬物療法を担当しています。

臨床腫瘍科の研修のみでも、多彩な疾患を経験できますが、より幅広い知識、技術と考え方を身につけるため、他の診療科へのローテーションもしていただきます。内科系および外科系の診療科(血液内科、呼吸器内科、消化器外科、乳腺内分泌外科など)や、がんサポートチームでの研修が可能です(できるだけ希望に沿えるようにしますが、病院全体での調整が必要なため、ご希望に沿えない場合もあります)。また、希望があれば、国立がんセンター中央病院や基礎研究施設などでの短期研修も選択できます。